労働局と労働基準監督署について
いつもお世話になってます!
今回は、労働局と労働基準監督署についてのお話です。
僕は事務所紹介でも書いている通り、労働局の労働相談員としても働いています。
労働局では日々、労働に関するご相談をいただいています。
僕の所属する部署は総合労働相談コーナーですので、ご相談者様から労働に関するお悩みをお伺いし法律的な見解(法に照らして合法か違法かの一般的な判断)を申し上げたり、どこに申告したらいいかわからない方に適切な申告先をご案内したりすることが主な業務になります。
従って、例え法律違反と思われる事業所であっても、その事業所について直接指導等をするような権限はありません。
ですが、たまに労働局を労働基準監督署の指揮命令部署と思って「指導してください!」と言って相談してくる方がいます。
そのような方には「法律違反と思われるので、必要な資料を準備して労働基準監督署へ申告してください。」とお伝えしています。
組織上、労働局は労働基準監督署やハローワークの上に記載されることがあるのですが、労働基準監督署やハローワークの上司のようなものではないんです。
もちろん労働局の中に労働基準監督署やハローワークの監督をするような部署もあるのですが、そのような部署の担当者についても直接事業所の指導をおこなうことは(恐らくですが・・・)ないと思います。
ですから、労働法についての法律違反と思われることは労働基準監督署へ申告しましょう!
もちろん『そもそも法律違反かどうかがわからない』という場合は、労働相談コーナーへお電話いただいても大丈夫ですよ(^^)
夜間や土日祝日しか相談ができないという皆様については、弊所でも個別労働相談を承っております。
匿名やニックネームでのご利用も可能です。
ココナラかcorom(コロム)を経由して、お気軽にご相談ください。
ご利用お待ちしております!