社長にオススメの助成金①
いつもお世話になってます!
事務官になって丸2か月が過ぎ、少~しずつですが仕事にも慣れ始めた今日この頃です。
公務員は兼業など倫理規定がうるさいので、常勤職員になってからの僕の担当業務についてはこの場では控えさせていただきますが、『その他登録』とはいえ一応社労士でもありますので、たまには社労士らしく使用者・労働者の皆様に役立つ情報をお届けしたいと思います。
今回は事業主の皆様に役立つ情報として、助成金を紹介します。
助成金は補助金と似ていますが、支給要件を満たしていれば支給されるものなので補助金よりもハードルが低いと思います。
そして要件を満たしているのに知らない(=申請していない)がために、国からお金が貰えるチャンスを逃している事業主・社長がとても多いのも実感しています…とても残念です😢
本業が忙しいのもわかりますが、とても勿体無いことなのでぜひ活用して欲しいものです。
そんな助成金ですが種類がたくさんあり、事業に無関係の要件が入っているものもたくさんあるので、ここでは比較的業種に関係なく利用しやすいものを、毎回1つずつご紹介したいと思います。
〇特定求職者雇用開発助成金
高年齢者・障害者・就職氷河期世代・母子(父子)家庭の母(父)等の就職困難者をハローワーク等の紹介により、継続して雇用する労働者(雇用保険の一般被保険者)として雇い入れる事業主に対して助成されます。ざ~っくり大まかな要件としては
- ハローワークまたは民間の職業紹介事業者等の紹介により雇い入れること
- 雇用保険一般被保険者又は高年齢被保険者として雇い入れ、『継続して雇用することが確実である』と認められること
になります。既に雇っている方は対象外ですので、お間違いなく。
もちろんタイムカード等の勤怠記録・賃金台帳・労働者名簿などの基本的な帳簿類は整備していることが必要です。
ちなみに…例えば助成金を活用して10万円が支給されるときに、「たった10万円↴」と思うなかれ。なぜなら、会社の経常利益率が10%の会社であれば100万円の売り上げを上げたのと同じことになるからです!
僕も数多くのマネージャーや店長を経験させていただいたのでわかりますが、100万円の売り上げを上げるのって大変ですよね。
一度きちんとパンフレット等を見て、自社で利用できそうな助成金がないかを確認してもいいと思います。
「本業が忙しくてそんな暇ないよ!」というのであれば、厚生労働省が委託している無料の「働き方改革推進支援センター」があるので、「助成金の案内をして欲しい」と問い合わせをしてみてくださいね。
ではまた(@^^)/~~~